自宅の床の間に掛軸を飾りました。

去年、自作した掛軸です。
作品の説明を少しすると、インコの写真を和紙に印刷して掛軸に仕立てたものです。――ただそれだけです笑
なぜインコなのかと聞かれると、「なんとなくかっこいいと思ったから」です笑
この写真とあの裂地ならうまくマッチするんじゃないかな〜と思って選びました。完全に主観です。
せっかく掛軸を飾るなら、下に燭台が欲しいな〜。作品が赤系だから、黒より赤が良いかな?
燭台を置くなら上にも何か置きたいよな〜。じゃあ香炉を置いてみよう――。
そんなふうに考えていくのも面白いものです。
現代では床の間がなかったりして、掛軸を飾る場所がないというのは少し寂しい気がしますが、こうして絵を飾ったり、配置を考えたりすることは、心を豊かにしてくれると思います。
「心に余裕がある人だから掛軸を掛ける」のではなく、
「絵を飾ったり、身の回りを整えることで心に余裕が生まれる」のだと、私は考えています。
誰かに見せるために飾るのももちろん良いですが、
普段から自分のお気に入りの逸品を飾ったり、掛け替えたりすること――
これほど情緒あふれることは、他にないのではないでしょうか。